2014.06.14 by tanigawa
アサヒスーパードライのラベルが「富岡製紙工場」へ替わりました。
富岡製糸場は1872年(明治5年)、明治政府が日本の近代化のために最初に設置した模範器械製糸場です。当時、最大の輸出品であった生糸の品質改善・生産向上と、技術指導者を育成するために設置された富岡製糸場は、世界的にも最大規模を誇る産業施設でした。
和洋折衷の様式で建てられた木骨レンガ造りの繰糸場など明治初期の建造物が、現在もほぼ完全な形で残っています。そして本年4月、富岡製糸場と絹産業遺産群は日本の近代化への寄与にとどまらず、絹産業の国際的技術交流および技術革新を伝える文化遺産として認められ、世界文化遺産への登録が勧告されました。
アサヒビールは、地域共生型の営業活動の一環として、世界文化遺産登録を控えた富岡製糸場と絹産業遺産群における盛り上がりを県内全域に波及させるために、「アサヒスーパードライ」のデザインラベル商品を群馬県を中心とした一部周辺エリアで新発売しました。
ラベルには、アサヒビールのロゴマークの下に富岡製糸場を描き、「世界遺産に!」というメッセージと共に「富岡製糸場と絹産業遺産群」と大きく記載しています。
今回発売する「アサヒスーパードライ『富岡製糸場と絹産業遺産群』」ラベルが群馬県で話題を呼び、地元の皆様のみならず、富岡製糸場を訪れる多くの人々に愛され、地域の盛り上げに貢献できることを期待しています。